『作業療法ジャーナル』の投稿ならびに執筆規定(2015年3月改訂)

募集要項

1.論文の内容について

本誌は、作業療法の発展に貢献し得るオリジナリティに富んだ論文の投稿を歓迎します。なお、国内外を問わず他媒体に掲載されたもの、掲載予定のもの、または投稿中のものはご遠慮ください。web上で公開、または公開予定のものもお断りします。

2.募集論文の種類
(1)研究、(2)症例報告、(3)実践報告、(4)プラクティカルノートを広く募集します。
3.論文の審査について

採否は編集委員会にて決定します。場合により、一部修正や書き直しを求めることがあります。なお、研究、症例報告に限り、筆頭者が作業療法士であることとします。

4.倫理性について
  • (1)

    人が対象である内容は、倫理的に配慮され、その旨が本文中に記載されていることを要します。

  • (2)

    臨床的研究は倫理性が守られていることを要します。ヘルシンキ宣言、厚生労働省「医学研究に関する指針」等、最新の法律や倫理指針に準拠している必要があります。論文の倫理性が問われる場合には、事前にインフォームド・コンセントならびに所属施設の倫理委員会ないしそれに準ずる機関の承認を得、その旨と承認番号を本文に明記してください。

  • (3)

    症例記述の際には、対象者の権利を尊重し、匿名性に配慮ください。必要に応じ同意書を添付してください。

5.利益相反について

研究の一部あるいは全部が公的ないし私的機関の支援を受けている場合、その旨を明記してください。また利益相反の可能性がある項目(相談料、株の保有、寄付金、その他の報酬等)はご報告ください。

6.不正への対応について

論文掲載後に二重投稿、倫理規定違反、利益相反等の不正行為が判明した場合、編集委員会にて議論のうえ掲載取り消し等の処置を決定し、その旨を本誌上で公表します

執筆要項

1.連絡票および投稿申請書

本ページよりダウンロードのうえ、必要事項を記載し、提出ください。

2.原稿分量等について
  • (1)

    研究(掲載時6頁以内):10,000字以内(400字×25枚以内)。独創性があり、結論が明確であるもの。

  • (2)

    症例報告(掲載時4頁以内):6,000字以内(400字×15枚以内)。まれな臨床経験、その後の経過の報告等。

  • (3)

    実践報告(掲載時4頁以内):6,000字以内(400字×15枚以内)。施設、勉強会、地域等で取り組んでいる活動についての報告。

  • (4)

    プラクティカルノート(掲載時2頁):3,200字以内(400字×8枚以内)。新しい自助具の製作、市販品の応用、その他のちょっとした考案や工夫。
    ※表紙、論文要旨は字数に含めません。図・表は1点を400字に換算してください。

3.提出原稿の体裁について

すべてA4判横書き。「表紙→論文要旨→本文→文献→図表」の順に、本文から通しナンバー(頁)を入れてください。

  • (1)表紙

    原稿の1枚目に次の事項をすべて明記してください。
    1)投稿区分(例:研究,症例報告等)
    2)表題(著者の責任による適切な英文も並記)
    3)執筆者:最多で6 名まで。
    各執筆者ごとに、氏名・職種・所属施設名を明記し、その英文も並記。
    4)キーワード:和文で3語付記。

  • (2)論文要旨

    原稿の2枚目に400字以内で和文の要旨を付けてください(プラクティカルノートは不要)。

  • (3)本文

    原稿の3枚目以降の本文は、400字(20字×20行)をもって1枚とし、「はじめに/緒言」、「方法(症例提示)」、「結果」、「考察」、「おわりに/結語」等で構成してください。
    1)日本語:口語体、である調、現代仮名遣い、新字体、当用漢字、一般用字・用語を用い、明快に記述。
    2)専門用語:各専門領域の用語集・用語辞典等に則って表記。外国語の術語は、訳語が確立しているものについては日本語表記に直し、カタカナ表記が一般に流布している術語についてはカタカナ表記。
    3)単位:国際単位系(SI単位:m,cm,mm,ml,kg,cm2等)を使用。
    4)外国の人名・地名:人名は原則的に原語で表記(例:Slagle EC)。ただし、歴史的な人物に言及する場合等はその限りではありません(例:アリストテレス)。地名は原則的にカタカナで表記(例:トロント)。

  • (4)文献

    1)引用文献は引用順に配列してください。また、著者は筆頭著者1名のみとし、それ以上の共著者は、他(et al)と略してください。雑誌名は略称でお書きください。訳本を紹介する場合、原典の書名等は省略し、著者名・訳者名を併記してください。なお、文献は原稿枚数に含めます。

    2)紙媒体の雑誌・書籍と電子ジャーナル等web上の記事の場合では、表記法が異なります。
    【雑誌の表記例】[筆頭著者名: 論文名(―サブタイトル). 雑誌名 巻数:通巻頁数〈初-終〉, 発行年]
    1)井上慎一,他:脳腫瘍に伴う運動失調―小脳関連症状を含めて.OTジャーナル 54:1098-1104,2020
    2)Leekam SR, et al:Describing the sensory abnormalities of children and adults with autism. J Autism Dev Disord 37:894-910, 2006
    3)Wö嗷嚮聽l R, et al:Virological assessment of hospitalized patients with COVID―2019. Nature 581:465-469, 2020, doi:10.1038/s41586-020-2196-x
    【書籍の表記例】[筆頭著者名: 論文名. 編者名: 書籍名. 発行所, 引用頁, 発行年]または[筆頭執筆者名: 書籍名(―サブタイトル). 発行所, 引用頁, 発行年]または[筆頭執筆者名, 訳者名: 書籍名. 発行所, 引用頁, 発行年]
    1)香山明美: 精神障害をもつ人たちに対して. 鎌倉矩子, 他(編) : ひとと集団・場. 三輪書店, pp120-133, 2000
    2)Birch R : Surgical Disorders of the Peripheral Nerves. Churchill Livingstone, pp17-26, 1998
    3)Kielhofner G(著), 山田 孝, 他(訳) : 作業療法の理論. 三輪書店, pp13-14, 1993
    【webの表記例】〔雑誌・書籍の表記にURLおよび参照日を明記〕
    ・三輪書店ホームページ: 投稿ならびに執筆規定,https://www.miwapubl.com/contribution/contribute02.html(2015年3月25日参照)

4.図・表について
  • (1)

    写真:写真は図として扱います。また、5点以内を基準とします。

  • (2)

    提出方法:図・表は1点ずつ1枚の用紙に印刷もしくは貼付し、1点につき400字として換算してください。なお、複数の図や写真を組み合わせ、その全体を1点(400字)とすることは避けてください。

  • (3)

    通し番号:図は「図1」、表は「表1」から始めて、すべての図・表に通し番号を記入。

  • (4)

    表題と説明:各図・表には和文の表題を付け、必要ならばさらにその説明を加筆。

  • (5)

    転載:他著作物からの転載・改変については、原出版社、原著者からの許諾が必要です。著者の責任において投稿前に予め電子的使用も含む許諾を得、書類の控えを同封してください。またその出典を必ず明記してください。

5.送付部数について

上記一式を3部、送付ください。

受理後について(校正・掲載誌・別刷)

  • (1)

    著者校正は原則として本誌掲載の前に1回行います。

  • (2)

    掲載誌を1部贈呈します。

  • (3)

    投稿論文には原稿料はお支払いしません。

  • (4)

    別刷は無料で30部を贈呈します。それ以上は実費で作製いたします。

  • (5)

    掲載済原稿:原則として返却しません。返却を要するものは、その旨明記してください。

著作権

本誌に掲載される論文(写真・図・表含む)に関する国内外の一切の著作権(「翻訳権、翻案権等二次的著作物の創作権」および「二次的著作物の利用に関する権利」ならびに電子的使用を含む)は、弊社に帰属するものとします。著作者ご自身のこれらの権利を拘束するものではありませんが、再利用する場合には事前に弊社までご一報ください。

原稿送り先
〒113-0033 東京都文京区本郷6-17-9 本郷綱ビル (株)三輪書店『作業療法ジャーナル』編集室
  • TEL.03-3816-7796
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