1. TOP
  2. 書籍
  3. リハビリテーション 共通
  4. 作業療法臨床実習マニュアル―指導者と学生のために
  1. TOP
  2. 書籍
  3. リハビリテーション 作業療法
  4. 作業療法臨床実習マニュアル―指導者と学生のために
  • 作業療法臨床実習マニュアル―指導者と学生のために

作業療法臨床実習マニュアル―指導者と学生のために

B5 / 192頁 / 2013年 
【編著】 山口昇 (社会医学技術学院 作業療法学科・学科長)

商品コード: ISBN978-4-89590-451-3

本体価格:3,600 円

定価: 3,960 (税込)

商品情報

内容紹介

 本書はプロローグ、基礎編、実践編の3部からなる。
 基礎編は2つの問題に焦点を当てて構成している。第1は指導者の養成体制の希薄さの問題。臨床経験が3年以上あれば実習指導ができるが、指導者としての教育を受けているわけではない。本書では、実習の教育的意義から始め、実習の受け入れから開始までのステップ、評価、治療計画立案、治療実施、指導方法、学生評価、終了に至るまで幅広く触れ、必要な情報が得られる。また、チェックリストと対話形式のページを採用したことが本書の特長の1つである。本文を読んだ後、自分の考えと施設に合うように空欄を埋めていけば、実習指導に不慣れな、あるいは不安な指導者でも、実習指導が可能なように配慮してある。第2は用語の問題。問題解決のプロセスにしたがい、使われる用語の定義や考え方などを提示してある。用語についても共通認識をもつことは、指導者と学生がコミュニケーションをとるための第一歩である。さらに、近年、問題になることが多い学習困難な学生への対応についても盛り込んだ。
 実践編では、領域別の施設の概要、実習スケジュールと指導上の工夫、学生・指導者の生の声(感想・意見)など、参考になることが数多く記載されている。
 最後に、学生には本書で、実習開始までに指導者がどのような受け入れ準備をし、どれほどの労力を費やし、配慮をしているのかを知って欲しい。また、実習ではどのような流れで何が行われるのか、自分に何が期待されているのかを知ったうえで、萎縮せずに実習を経験して欲しい。実習の心得十箇条も必読。

目次

第I部 プロローグ
        
第II部 基礎編
  第1章 臨床実習の教育的側面を考える
    第1節 臨床実習の教育的意義はどこにあるか
      1 臨床実習は統合学習である
      2 臨床実習は応用学習である
      3 臨床実習は参加型体験学習である
      4 臨床実習は感覚・感性を介した学習である
      5 臨床実習は職業教育である
    第2節 臨床実習で学ぶことは何か
    第3節 指導者・学生・教員ともに意識改革をしよう
      1 養成校として、学生の到達目標と指導方法について明確に提示と要望をする
      2 学生の特徴と学生が受け入れやすい学習方法を提示する
      3 指導者と教員が連携して学生指導を行う
  第2章 初めての臨床実習指導―臨床実習の受け入れから開始までのステップ
    第1節 施設条件・制約条件の確認
    第2節 実習受け入れの決定
    第3節 指導者会議への参加と学生との面談
    第4節 実習スケジュールの作成
    第5節 指導者間の打ち合わせ
    第6節 施設内での事前準備
    第7節 オリエンテーション
      1 オリエンテーションの内容
      2 施設オリエンテーションの目的
      3 実習スケジュールの提示
      4 実習指導の枠組みの提示
  第3章 評価から治療実施まで―共通言語の理解
    第1節 評価
      1 情報収集
      2 検査などの計画立案
      3 検査などの実施
      4 評価のまとめ
    第2節 治療計画立案
      1 治療計画立案時の考慮点
      2 治療理論・治療モデル
      3 治療手段の決定
      4 治療時間・頻度の決定
      5 段階づけの検討
      6 治療計画の評価
    第3節 治療実施
  第4章 臨床実習の指導方法
    第1節 臨床実習における指導者の役割
      1 専門家モデル
      2 調整的役割
      3 支持的役割
    第2節 現代学生の理解
    第3節 意欲・自主的学びを引き出すために
      1 意欲・自主的学びが生まれる循環
      2 自己効力感を高めるための実習計画
      3 フィードバックの重要性
    第4節 経験知の形成過程
      1 経験知とは
      2 熟練者と初心者の問題解決パターンの違い
      3 「経験知」の形成プロセス
      4 「経験知」を伝える前提
      5 「経験知」の指導・教育方法
    第5節 段階的指導方法の提言
    第6節 臨床実習課題と学生指導
      1 臨床実習における課題のあり方
      2 課題展開と学生指導の具体例
    第7節 実習困難を示す学生への対応―発達障害を有することが推測される場合
      1 はじめに
      2 事例紹介
      3 発達障害とは
      4 発達障害傾向のある学生が示しやすい特徴
      5 養成校での対応
      6 指導者の対応
      7 養成校と指導者の協力・連携
      8 実習成績評価と進路
    第8節 実習中のハラスメント
  第5章 臨床実習の学生評価
    第1節 教育評価の2つの側面
    第2節 学生評価の基本的考え方
      1 学生評価の種類
      2 教育評価の領域と評価方法
      3 臨床実習における学生評価
    第3節 指導者側の評価
  第6章 臨床実習の終了
        
第III部 実践編
  第1章 身体障害領域―急性期施設(大学病院)
    第1節 施設の概要
    第2節 実習指導実績
    第3節 実習スケジュールと指導上の工夫
    第4節 学生からの感想・意見
    第5節 実習指導を経験しての感想・意見
  第2章 身体障害領域―急性期施設(一般病院)
    第1節 施設の概要
    第2節 実習指導実績
    第3節 実習スケジュールと指導上の工夫
    第4節 学生からの感想・意見
    第5節 実習指導を経験しての感想・意見
  第3章 身体障害領域―回復期施設
    第1節 施設の概要
    第2節 実習指導実績
    第3節 実習スケジュールと指導上の工夫
    第4節 学生からの感想・意見
    第5節 実習指導を経験しての感想・意見
  第4章 精神科領域
    第1節 施設の概要
    第2節 実習指導実績
    第3節 実習スケジュールと指導上の工夫
    第4節 学生からの感想・意見
    第5節 実習指導を経験しての感想・意見
  第5章 発達障害領域
    第1節 施設の概要
    第2節 実習指導実績
    第3節 実習スケジュールと指導上の工夫
    第4節 学生と指導者からの感想・意見と課題
    第5節 実習指導を経験しての感想・意見
  第6章 高齢期障害領域
    第1節 施設の概要
    第2節 実習指導実績
    第3節 実習スケジュールと指導上の工夫
    第4節 学生からの感想・意見
    第5節 実習指導を経験しての感想・意見
  第7章 地域リハビリテーション領域
    第1節 施設の概要
    第2節 実習指導実績
    第3節 実習スケジュールと指導上の工夫
    第4節 学生からの感想・意見
    第5節 実習指導を経験しての感想・意見
        
索引
        
サイドメモ
  ・その言葉は正しいの? (1)患者さま
  ・その言葉は正しいの? (2)バイザー
  ・学生情報の取り扱い
  ・その言葉は正しいの? (3)手段的日常生活活動
  ・評価とは?
  ・「全体像」って何?
  ・その言葉は正しいの? (4)介入
  ・その言葉は正しいの? (5)リハビリする

執筆者一覧

山口  昇    社会医学技術学院 作業療法学科・学科長
永井 洋一    新潟医療福祉大学 医療技術学部 作業療法学科・准教授
奈良 篤史    東京大学医学部附属病院 リハビリテーション部・副技師長
片岡 良子    社会医療法人財団 石心会 埼玉石心会病院 リハビリテーション室・係長
山田 裕子    医療法人社団 謙和会 荻野病院 リハビリテーション科・主任作業療法士
長谷川直子    医療法人社団 永寿会 恩方病院 リハビリテーション科・科長
佐々木清子    心身障害児総合医療療育センター リハビリテーション科 作業療法科・係長
間  牧子    医療法人社団 仁和会 介護老人保健施設 みそのぴあ 生活リハビリ科・科長
堀 奈都恵    公益財団法人 大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央訪問看護ステーション
(執筆順)  

PAGETOP