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  • 発達障害の運動療法 ASD・ADHD・LDの障害構造とアプローチ

発達障害の運動療法 ASD・ADHD・LDの障害構造とアプローチ

B5 / 250頁 / 2015年
【著】新田 收 (首都大学東京 人間健康科学研究科)

商品コード: ISBN978-4-89590-522-0

本体価格:4,200 円

定価: 4,536 (税込)

商品情報

内容紹介

発達障害児に対する“新しいアプローチ”知っていますか?


発達障害児に対するアプローチは、教育あるいは作業療法の専門家によるものが多い。
教育では、どのように接すれば教育効果が得られやすいのかを解説し、また作業療法では日常生活自立を目標に定め、感覚統合、知覚と認知といった領域を基本として、様々な遊びを解説している。
これは主たる症状の原因を、学習の遅れ、環境適応の悪さ、巧緻動作の稚拙さとしているからである。
しかし現在、運動発達分野の側面から分析した場合、これらの原因は全て安定した姿勢コントロールの上で発達することが明らかとなっている。

そこで本書では、理論的背景を基に発達障害児の身体運動における特性に焦点をあて、姿勢の安定化、四肢・体幹操作の成熟を目標とした運動療法を解説。
具体的には、適切な評価から導き出した結果から、障害構造に適した様々な運動療法を組み立て、運動機能の改善だけでなく、コミュニケーションあるいは社会性の向上を目指したアプローチである。

本書は、発達障害アプローチに苦慮する多くの人たちにとって、一筋の希望を与える実践的で、臨床現場を念頭においた、真に役立つ一冊である。

目次

第1章 発達障害の概説
1.発達障害
 1)概 説
 2)発達障害における定義の歴史的変遷
 3)発達障害と周産期医療
2.自閉症
 1)概 説
 2)発症に関連する危険因子
 3)自閉症にみられる脳形成不全
3.アスペルガー症候群
 1)概 説
 2)自閉症スペクトラム障害
 3)自閉症スペクトラム障害にみられる問題点
 4)自閉症スペクトラム障害にみられる感覚異常
 5)自閉症スペクトラム障害の発症率
4.広汎性発達障害
 1)概 説
 2)広汎性発達障害から自閉症スペクトラム障害へ
 3)高機能広汎性発達障害にみられる臨床像
5.注意欠陥・多動性障害
 1)概 説
 2)注意欠陥・多動性障害と運動機能
 3)注意欠陥・多動性障害の発生率および危険因子
 4)注意欠陥・多動性障害における脳機能障害
 5)成人の注意欠陥・多動性障害に関する諸問題
6.学習障害
 1)概 説
 2)学習障害の定義と歴史的変遷
 3)学習障害の発症率

第2章 発達障害における身体機能
1.身体機能障害
 1)身体機能障害の整理
 2)発達障害に伴う身体機能障害
2.感覚異常
 1)感覚についての整理
  a.筋紡錘
  b.腱紡錘(ゴルジ腱器官)
  c.ルフィニ終末,パチニ小体などの受容器
 2)感覚の伝達経路
 3)感覚の発達
3.ボディーイメージと運動イメージの障害
 1)ボディーイメージの定義
 2)ボディーイメージと模倣の発達
 3)運動イメージ
 4)人称の異なる運動イメージ
4.姿勢制御障害
 1)姿勢制御の整理
 2)運動発達
  a.原始反射
  b.立ち直り反応
  c.平衡反応
 3)月齢に伴う姿勢変化
 4)歩行獲得後の姿勢制御
 5)脊柱を支える要素
5.協調運動障害
 1)発達性協調運動障害
 2)発達性協調運動障害にみられる症状
 3)協調性のメカニズム
  a.運動失調
  b.筋緊張低下

第3章 障害構造と評価の考え方
1.発達障害における評価
2.感覚入力の評価方法
 1)表在感覚
  a.表在感覚に関する問診項目
  b.表在感覚に関する行動観察項目
 2)深部感覚
  a.深部感覚に関する問診項目
  b.深部感覚に関する行動観察項目
 3)前庭感覚
  a.前庭感覚に関する問診項目
  b.前庭感覚に関する行動観察項目
 4)味覚と嗅覚
  a.味覚と嗅覚に関する問診項目
  b.味覚と嗅覚に関する観察項目
 5)聴覚と視覚
  a.聴覚と視覚に関する問診項目
  b.聴覚と視覚に関する観察項目
3.姿勢制御能の評価方法
 1)静的バランスの評価
  a.立位バランス
  b.片足立ち
 2)動的バランスの評価
  a.片足飛び
  b.直線歩行
 3)予備評価
  a.スクワット
  b.座位側方傾斜
  c.バード・ドッグ
 4)体幹筋の評価
  a.体幹屈曲
  b.体幹伸展
  c.サイド・ブリッジ
4.協調運動の評価方法
 1)基本的協調運動の評価方法
  a.開口手伸展現象
  b.前腕回内・回外運動
  c.指鼻試験
  d.指指試験
  e.指対立試験
 2)幼児協調性の評価方法(N式幼児協調性評価尺度)
  a.バレーボールによる投球動作
  b.テニスボールによる投球動作
  c.バレーボール捕球動作(バウンドなし)
  d.バレーボール捕球動作(バウンドあり)
  e.テニスボール捕球動作(バウンドなし)
  f.静止したバレーボールのキック動作
  g.動くバレーボールのキック動作
5.運動イメージの評価方法
 1)幼児運動イメージ評価(N式幼児運動イメージテスト)
  a.口頭指示によるカード選択レベル
  b.口頭指示による姿勢変換レベル
  c.動作模倣のレベル

第4章 運動療法の組み立て方
1.プログラム立案
2.感覚入力に対する指導方法
 1)指導方法の考え方
 2)新生児期の介入方法
 3)入力調整
 4)マッサージ
 5)圧 迫
 6)自己の四肢での刺激
 7)触覚遊び
 8)屋外遊び
 9)感覚刺激に対する介入の注意点
3.姿勢制御能に対する指導方法
 1)静的姿勢制御
  a.サイド・ブリッジ
  b.座位側方傾斜
  c.バード・ドッグ
  d.シッティング・ジムボール
  e.ライイング・トランク・カール
  f.ハムストリング・カール
 2)動的姿勢制御
  a.シングルレッグ・スタンス・オン・ロッカーボード
  b.ブロック歩行
  c.ブロック越え・渡り
  d.ブロック上でのボール渡し
  e.ラダー・トレーニング①(ラダー歩行)
  f.ラダー・トレーニング②(ラダー・ジャンプ)
4.協調性に対する指導方法
 1)バレーボール
  a.床上バレーボール
  b.卓上バレーボール
  c.三次元バレーボール
  d.ワンバウンド・バレーボール
 2)テニスボール
  a.椅座位投げ
  b.立位投げ
  c.キャッチボール
 3)キック
  a.静止ボールキック
  b.ボールの蹴り返し
  c.ゴールキック
  d.キックのやりとり
  e.ワン・オン・ワン
5.ボディーイメージと運動イメージに対する指導方法
 1)模 倣
  a.自己運動の認識
  b.姿勢模倣
  c.動作模倣
  d.模倣のやりとり
 2)一人称的イメージ
  a.視覚情報による動作再現
  b.鏡を用いた動作再現
  c.視覚情報を用いない動作再現
  d.指示動作のやりとり
 3)三人称的イメージ
  a.ロボット作成
  b.指示動作のロボット再現
  c.ロボット姿勢の身体による再現
 4)姿勢カード遊び

付録
1.N式幼児運動イメージテスト用絵カード
2.運動イメージ指導用ロボットのペーパークラフト

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