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間接法による吃音訓練 自然で無意識な発話への遡及的アプローチ - 環境調整法・年表方式のメンタルリハーサル法 -

B5 / 252頁 / 2015年
【編著】都筑澄夫(目白大学保健医療学部言語聴覚学科 教授)

商品コード: ISBN978-4-89590-524-4

本体価格:3,800 円

定価: 4,104 (税込)

商品情報

内容紹介

間接法による吃音訓練の理論と実践をまとめた初の本格的指導書
吃音に携わる臨床家必携の1冊


頭の中で吃ったら、声に出していなくても吃っています。

本書で目指すのは、流暢な発話ではなく、健常者と同じ自然で無意識な発話。
発話症状の改善だけではなく、自己を肯定でき、前向きな考えを持て、恥ずかしさもなくなり、話すことを意識せずに生活できることを達成する指導・訓練法。

目次

1 吃音の基本的事項
1-1 吃音症状の発生は頭の中
 1) 話すってどんなこと?
1-2 発話は考え・思考内容の伝達が目的
 1) 健常者の発話行動
 2) 吃音者と健常者の発話行動の相違
1-3 吃音の症状の種類,行動,否定的情動反応
 1) 吃音児者に生じる問題
 2) 自己の意思とは無関係に生じる症状
 3) 二次的症状
 4) 考え方
1-4 吃音の進展
 1) 吃音の進展
 2) 進展段階を臨床で用いる目的
 3) 吃音の症状の積み重ね
 4) 進展段階の鑑別
 5) 進展段階の特徴
1-5 否定的価値観と苦悩
1-6 悪循環と健常者の発話行動の相違
1-7 吃音の悪化要因とその積み重ね
 1) 吃音の悪化要因(改善阻害要因)
 2) 悪化要因(改善阻害要因)の積み重ね

2 間接法での吃音への対応
2-1 吃音治療における直接法・間接法とは
2-2 間接法であるRASSの適用
 1) 間接法(RASS)の適している年齢区分
 2) 間接法(RASS)での発話への対応
 3) 間接法(RASS)での感情・情動面(不安・恐怖感)への対応
 4) 吃音悪化要因への対応
 5) 考え方・行動面
2-3 間接法(RASS)が焦点をあてる発話
 1) 吃音児者の発話には吃っている発話と,正常な発話の両方が存在
 2) 発話行動への注目の違いが訓練法に与える影響
2-4 症状の抑制の枠組みとその枠組みからの離脱
 1) 症状の抑制の枠組みとその枠組みからの離脱
 2) 症状の抑制の枠組みの中で闘うことの不利益
2-5 環境の内容
 1) 外的環境と内的環境
 2) 環境の調整
 3) 環境の評価対象

3 自然で無意識な発話への遡及的アプローチ〔Retrospective Approach to Spontaneous Speech(RASS)〕
3-1 自然で無意識な発話への遡及的アプローチ(RASS)とは
3-2 遡及する理由
 1) 進展段階を正常域まで遡る
 2) 過去の吃音悪化要因まで遡る
3-3 RASSでの軽減・改善過程について
 1) 学童の場合
 2) 中学生以降の場合
 3) M・R法での発話,情動的問題,吃音への否定的価値観の軽減・改善過程
3-4 M・R法で現実的に到達可能なレベル
 1) M・R法での到達可能レベルと進展段階
3-5 M・R法と直接法での改善の相違
3-6 認知行動療法の吃音治療への適用とM・R法との相違点
3-7 RASSで目指す自然で無意識な発話
 1) 自然で無意識な発話過程は自動化された過程
 2) 自然な発話とは

4 環境調整法
4-1 環境調整法のねらい
 1) 環境調整法とは
 2) RASSにおける環境調整法のねらい
4-2 環境調整法の導入時期
 1) 環境依存性が強い時期
 2) 悪化要因が少ない時期に介入
 3) 環境の調整のしやすい時期に使用
4-3 環境の調整の大枠
4-4 感情・情動,意思,発話・行動の表出のねらい
4-5 言語環境と養育環境の調整
 1) 環境調整法での基本
 2) 言語環境の調整
 3) 養育環境の調整
4-6 環境調整中の評価項目の詳細
 1) 感情・情動の状態の評価
 2) 環境側の評価
 3) 発話の評価
4-7 環境調整でねらう対象児の行動の変化
 1) 家庭内での変化
 2) 友達への対応の変化
 3) 同級生,園,学校生活での変化
 4) 周囲からの心理的圧力と本人の能力との関係
4-8 進展段階と環境調整法の適応範囲
4-9 環境調整法での改善率
4-10 環境調整法の実施
 1) 環境調整法の臨床の流れ
 2) 環境調整法の概要
 3) 初期の臨床で出現する行動の流れ
 4) 問題発生時の対応
 5) 観察・聴取のポイント
 6) 評価とフィードバック

5 年表方式のメンタルリハーサル法(M・R法)
5-1 RASSと年表方式のメンタルリハーサル法との関係
5-2 年表方式のメンタルリハーサル法の基本的事項
 1) 年表方式のメンタルリハーサル法の大枠
 2) 獲得すべき能力,取り除くべき事項,防止する基本的事項
 3) M・R法での実施内容と禁止事項

6 臨床のすすめ
6-1 吃音臨床の流れ
6-2 初回面接
 1) 基本情報の収集
 2) 発話症状の評価
 3) 学童での知的発達の側面
 4) 親と対象児の行動の観察
 5) 初回面接でのスクリーニング
 6) 吃音の現状の評価
 7) 吃音質問紙の実施
 8) 対応方法の決定
 9) 吃音の症状の説明
 10) 進展段階の説明
 11) 訓練方針の説明
 12) 今後のスケジュールの提示
6-3 面接第2回以降

7 情報収集と情報分析時の着眼点
7-1 吃音質問紙による情報収集
 1) 吃音質問紙の概要
 2) 基本情報の収集
 3) 注目,意図的操作,工夫の状況
 4) トラック1~4
 5) 言語環境,養育環境,対人行動,本人の規範性,園,吃音以外の問題
 6) 日常生活場面での行動,発話
7-2 情報分析時の着眼点
7-3 発話・行動場面の条件
7-4 相手・周囲の者の行動
 1) 異質性(異常性)への注目
 2) 発話症状への否定的価値観
 3) 症状の拒否
 4) 拒否行動・規制の内容
7-5 吃音児者の内的状態と行動
 1) 肯定的情動反応の状態
 2) 個々の事項で受容された経験の不足
 3) 受容された経験の不足
 4) 発話症状への否定的価値観/
 5) 異常性への注目と症状の否定的評価
 6) 本人の行動
 7) Van Riperの吃音悪化要因との関係
7-6 基本的情動の問題
 分析例 1
 分析例 2

8 M・R法の実施
8-1 M・R法の臨床の流れ
 1) M・R法の臨床の流れ
8-2 M・R法の実施
 1) 情報収集
 2) 訓練で実施すること・考え方の説明
 3) 日常生活で実施すること
 4) リラクセーションと中性イメージの想起
 5) 拮抗刺激の導入
 6) M・R実施上の注意点
 7) M・Rの実施状況の確認

9 吃音質問紙の項目の基本的解説と対応
Ⅰ 言語環境
 1.発話の干渉
 2.言語的要求水準
 3.親からの話しかけ方
 4.聴き方(本人の発話行動への親の対応)
 5.本人の発話量
Ⅱ 養育環境
 1.幼児教育
 2.躾
 3.親同士,親子関係
 4.対象児の対人行動
 5.本人の性格(自己判断)
 6.幼稚園,保育園での行動
Ⅲ 吃音以外の問題
 1.特定の行動または心理的不安
 2.登園拒否,不登校
 3.発達の問題
 4.他特記事項
Ⅳ 語音,発話等への注目や工夫
Ⅴ 現在,または過去の発話症状の有無
Ⅵ 友達,学校,職場の自宅以外の場面での発話
Ⅶ 吃音以外

10 事例
 1. 対象児の基本情報
 2. 幼児期の言語環境と養育環境の評価
 3. 語音,発話等への注目や工夫の評価
 4. 訓練方針
 5. 訓練経過
 1) 臨床の期間,間隔,回数
 2) 拮抗刺激導入の順番の大枠
 3) 日常生活場面での変化
 4) 訓練経過日数と拮抗刺激数と日常生活場面での変化
 5) 身体的反応
 6) 回避,意図的発話,注目での変化
 7) 面接ごとの拮抗刺激の内容
 6. 日常生活場面の恐れと行動の状態と発話の状態の推移

【付表】リラクセーションの口頭指示例
文献
索引

執筆者一覧

都筑澄夫   目白大学 保健医療学部言語聴覚学科 教授、言語聴覚士
池田泰子   岩手大学 教育学部特別支援教育科 特任准教授、言語聴覚士
宇都宮由美   日本福祉教育専門学校 言語聴覚療法学科 専任教員、言語聴覚士
荻野亜希子   東京大学医学部附属病院 リハビリテーション部、言語聴覚士
小内仁子   新宿ボイスクリニック、言語聴覚士
塩見将志   熊本保健科学大学 保健科学部リハビリテーション学科言語聴覚学専攻 准教授、言語聴覚士
島屋敷英修   鹿児島第一医療リハビリ専門学校 言語聴覚学科 専任教員、言語聴覚士

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