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ニュースタンダード脳神経外科学【第4版】

B5 / 586頁 / 2017年
【編集】生塩之敬 (大手前病院名誉院長)
    種子田護 (近畿大学名誉教授)
    山田和雄 (名古屋市立大学名誉教授)

商品コード: ISBN978-4-89590-613-5

本体価格:7,000 円

定価: 7,560 (税込)

商品情報

内容紹介

7人の名誉教授と5人の教授の臨床経験で紡いだ教科書の傑作 !


 本書は、医学を学ぶ人たちに対し、私たちが脳神経外科学の講義や実習などを行うに際し、学生のみならず私たち自身にとっても、良き助けになるものを手元に置くことを目的として作成した教科書である。初版の発行は約15年前になるが、医学生のみならず、いろいろな医療分野の多くの方々に利用していただいた。それを励みに、読者としてより広い領域の方々を視野に入れた大幅な改訂を行ってきた。
 第4版でも、改訂の理念は初版以来のそれを踏襲した。すなわち、脳神経外科学の基礎から、最近の進歩により塗り替えられた新しい診断と治療の技術、およびこれらのガイドラインまでを網羅した。また、文章や図を改善するとともに、おのおのの疾患をより理解しやすくするために提示した“症例”の改善と、学んだ知識を確認していただくために巻末に掲げた演習問題集の充実を図った。脳神経外科学の各領域を専門としている著者が分担執筆したことは従来と同様であるが、今回も新たな専門家に参画していただいた。さらに、章を越えた横の連携を図るとともに、分担執筆者の偏りや独断を避けるため、それぞれが担当した章につき、別の執筆者が相互に厳密な審査peer reviewを行ったことも従来と同じである。

 主な改訂内容は次のとおりである。

1.「神経線維腫症1、2型の診断基準(2016)」、「もやもや病の診断基準(2015)」、「未破裂脳動脈瘤の日本脳ドック学会のガイドライン(2014)」などの最新情報を反映した。
2.「磁化率強調画像(SWI)」、「DNAメチル化」、「頚動脈海綿静脈洞瘻」、「痙縮、痙性麻痺」などを見出しレベルで追加した。
3.「腰椎穿刺」の「禁忌事項」をわかりやすくした。
4.「切迫脳ヘルニアを疑う項目」の「必須事項」を追加した。
5.「ガドリニウム造影剤の副作用」、「脳脊髄液排出試験」、「血液の数値流体力学」、『脳卒中を疑う際の簡単なテスト「FAST」』、「スポーツに伴う脳震盪」、「脳脊髄液の産生・吸収経路の再考」などの「メモ」を追加した。
6.「粒子塞栓物質」、「離脱式コイル」、「ステント」、「びまん性軸索損傷」、「脊髄脂肪腫」、「歩行補助ロボット」などの最新情報を追加した。
7.「acetazolamide負荷SPECT」、「脳室-腹腔シャント術」、「開頭術」、「びまん性脳腫脹」、「頭蓋底陥入症」、「神経縫合術」などの注意事項を追加した。
8. 脊索腫などの「全摘出が困難な腫瘍」の疫学データ、放射線治療の記載を追加した。
9.「胚細胞腫」、「虚血性(閉塞性)脳血管障害」などのサマリーをよりわかりやすくした。
10.「視交叉近傍病変とトルコ鞍の変化」などのシェーマを追加した。
11.「ステント留置後の脳動脈瘤塞栓術」、「MRI T2*強調画像による中大脳動脈の閉塞像(susceptibility vessel sign)」、「髄腔内バクロフェン投与用ポンプ植え込み後のX線写真」などの画像を追加した。
12.「陥没骨折」、「中大脳動脈瘤の3D-CTA、MRA、3D-DSA」、「右片側顔面痙攣の術中画像」などをより典型的な症例、画像に差し替えた。
13.「脳血流量測定法の比較」、「脳出血の部位と症状」などの表を追加した。
14. 文献をさらに追加してより深い学習に導けるようにした。
15. 演習問題を133題に倍増し、ブラッシュアップして医師国家試験形式に近づけた。
16. 最新の『医師国家試験出題基準(平成30年版)』の主な脳神経外科領域を巻末に表としてまとめ、本書の参照頁を掲載した。
17. 54頁の頁数増加で586頁に内容を充実させたが、価格は据え置いた。

 中枢神経系から末梢神経系までの広範で多岐にわたる脳神経外科疾患について、基礎的知識から確立された最新の診断法や治療法までを効率よく学んでいただくと同時に、脳神経外科学の奥深さや魅力を感じ取っていただくことを願って作成したのが、この教科書である。医学や医療を学ぶ多くの方々に、さらには脳神経外科医を目指す人にも、有効に利用していただくことを願っている。

執筆者一覧(五十音順)

有田憲生 近畿中央病院病院長
生塩之敬 大手前病院名誉院長
宇野昌明 川崎医科大学教授
大西丘倫 愛媛大学名誉教授
倉津純一 桜十字病院院長
甲村英二 神戸大学教授
竹島秀雄 宮崎大学教授
種子田護 近畿大学名誉教授
永廣信治 徳島大学病院病院長
森岡基浩 久留米大学主任教授
山田和雄 名古屋市立大学名誉教授
吉峰俊樹 大阪大学名誉教授

目次

1. 神経系の形態と機能・・・種子田護
  中枢神経系
    1. 大脳
      1) 終脳(大脳半球)
      2) 大脳辺縁系
      3) 間脳
    2. 脳幹
      1) 中脳
      2) 橋
      3) 延髄
    3. 小脳
    4. 脊髄
    5. 運動・感覚系中枢伝導路
      1) 運動伝導路
      2) 感覚伝導路
    6. 中枢神経系の血管
      1) 脳の血管系
      2) 脊髄の血管系
    7. 脳脊髄液系
  末梢神経系
    1. 脳神経
      1) 嗅神経(Ⅰ)
      2) 視神経(Ⅱ)
      3) 動眼神経(Ⅲ)
      4) 滑車神経(Ⅳ)
      5) 外転神経(Ⅵ)
      6) 三叉神経(Ⅴ)
      7) 顔面神経(Ⅶ)
      8) 聴神経(Ⅷ)
      9) 舌咽神経(Ⅸ)
      10) 迷走神経(Ⅹ)
      11) 副神経(XI)
      12) 舌下神経(XII)
    2. 脊髄神経
      1) 頚神経叢
      2) 腕神経叢
      3) 腰神経叢
      4) 仙骨神経叢
      5) 陰部神経叢
      6) 尾骨神経叢
    3. 自律神経
    4. 筋肉と神経支配
    5. 筋紡錘と腱紡錘
  神経組織と機能
    1. 神経細胞
      1) 神経細胞の情報伝達
      2) 神経伝達物質
      3) 髄鞘
    2. 膠細胞
  頭蓋, 脊柱, 髄膜
    1. 頭蓋
      1) 神経頭蓋
      2) 顔面頭蓋
    2. 髄膜
      1) 硬膜
      2) くも膜
      3) 軟膜
    3. 脊柱と靱帯

2. 主要神経症候と病態・・・大西丘倫
  頭蓋内圧亢進
    1. 病態
      1) 頭蓋内圧とは
      2) 頭蓋内圧-容積曲線
      3) 頭蓋内圧亢進による脳障害
    2. 頭蓋内圧亢進の徴候
      1) 頭痛
      2) 嘔吐
      3) 視力障害・うっ血乳頭
      4) 外転神経麻痺
      5) 意識障害
      6) Cushing反応
    3. 診断
    4. 治療
      1) 一般的注意
      2) 浸透圧利尿薬
      3) ステロイド療法
      4) バルビツレート療法
      5) 低体温療法
      6) 手術
  脳ヘルニア
    1. 病態と症候
      1) テント切痕ヘルニア
      2) 大脳鎌ヘルニア
      3) 大後頭孔ヘルニア
    2. 脳ヘルニアの診断
    3. 画像診断
      1) 鉤ヘルニア
      2) 中心性ヘルニア
      3) 上行性テント切痕ヘルニア
      4) 大後頭孔ヘルニア
    4. 対策と治療
  脳浮腫
    1. 病態
    2. 発生機序からみた分類
      1) 血管性脳浮腫
      2) 細胞毒性脳浮腫
      3) 間質性脳浮腫
    3. 脳浮腫の診断
    4. 脳浮腫の治療
      1) 浸透圧利尿薬
      2) 利尿薬
      3) ステロイド薬
  意識障害
    1. 病態
      1) 上行性網様体賦活系による意識・覚醒の維持
    2. 意識障害の分類
      1) Japan Coma Scale(JCS)
      2) Glasgow Coma Scale(GCS)
    3. 特殊な型の意識障害
      1) 無動性無言症
      2) 失外套症候群
      3) 閉じ込め症候群
      4) 遷延性植物状態
    4. 脳死
    5. 意識障害の診断と治療
      1) 急性期の意識障害患者に対する診断・治療
  頭痛
    1. 病態
    2. 分類
      1) 機能性頭痛
      2) 症候性頭痛
    3. 診断
      1) 年齢・性差
      2) 家族歴
      3) 痛みの性質, 部位
      4) 増悪因子の有無
      5) 神経症状の有無
    4. 治療
      1) 片頭痛の治療
      2) 群発頭痛の治療
      3) 緊張型頭痛の治療
  痙攣(けいれん)
    1. 病態
    2. 分類
      1) てんかん発作
      2) 脳神経外科疾患と痙攣
    3. 診断
      1) 発症の様式
      2) 発症年齢, 既往歴, 家族歴
      3) 随伴症状
      4) 画像検査, 脳波検査
    4. 治療

3. 診断法・・・生塩之敬
  問診
    1. 主訴
      1) 頭痛
      2) 意識障害
      3) てんかん発作
      4) 精神症状
      5) 脱力, しびれ感, 歩行障害
      6) 視力・視野異常, 聴力障害
      7) その他
      8) 外観的異常
    2. 現病歴
      1) 発症の時期
      2) 発症の状況
      3) 症状の経過
      4) 前治療の効果
    3. 既往歴
    4. 家族歴
  診察
    1. 視診
      1) 全身的異常
      2) 頭部の異常
      3) 顔面の異常
      4) 背部の異常
    2. 触診・聴診
    3. 神経系検査
      1) ルーチン検査項目と検査法
      2) 意識障害の検査と診断
      3) 大脳機能障害の検査と診断
      4) 言語障害の検査と診断
      5) 眼症状の検査と診断
      6) 運動障害の検査と診断
      7) 感覚障害の検査と診断

4. 補助診断法
  頭部単純X線撮影・・・宇野昌明
    1. 正常像と名称
    2. 読影のポイント
      1) 頭蓋骨全体の形状, 大きさ
      2) 頭蓋縫合
      3) 指圧痕
      4) トルコ鞍
      5) 骨の限局性変化(破壊, 肥厚, 変形など)
      6) 頭蓋内石灰化
      7) 骨折
      8) 頭蓋内異物, 空気
      9) 頭蓋頚椎接合部, 上部頚椎
  CT (コンピュータ断層撮影法)・・・宇野昌明
    1. 高吸収域を示すもの
    2. 低吸収域を示すもの
    3. 造影CTとは
    4. 造影される理由
  MRI(核磁気共鳴画像法)・・・宇野昌明
    1. T1, T2強調画像
    2. ガドリニウム造影画像
    3. その他の信号強調画像
      1) 拡散強調画像(DWI)
      2) フレア画像(FLAIR image)
      3) 灌流強調画像(PWI)
      4) 磁化率強調画像
  脳血管撮影・・・宇野昌明
    1. 三次元CT angiography(3D-CTA)
    2. MR angiography(MRA)
    3. 通常の脳血管撮影
      1) 検査手技
      2) 検査の適応
      3) 合併症
  超音波(エコー)検査・・・宇野昌明
    1. 頚部血管超音波検査(頚部血管エコー)
    2. 経頭蓋超音波検査
    3. 経食道心エコー図検査
  脳脊髄液検査・・・有田憲生
    1. 脳脊髄液採取の方法
    2. 脳脊髄液圧
    3. 脳脊髄液の性状
    4. 脳脊髄液検査の禁忌と適応
  脳波・・・有田憲生
    1. 脳波検査法
    2. 正常脳波
    3. 異常脳波と脳波検査の適応
  局所脳機能検査・・・有田憲生
    1. 誘発電位
      1) SEP
      2) ABR
    2. 機能的MRI
  局所脳血流量測定・・・宇野昌明
    1. CTによる脳血流量測定
    2. MRI灌流画像
    3. SPECT
    4. 脳血管反応性検査(acetazolamide負荷SPECT)
    5. PET
  血液生化学的検査・・・有田憲生
    1. 腫瘍マーカー
      1) α-フェトプロテイン(AFP)
      2) ヒト絨毛性ゴナドトロピン(HCG)
      3) 胎盤性アルカリホスファターゼ(PALP)
    2. 脳神経外科における内分泌学的検査
      1) 下垂体前葉
      2) 下垂体後葉

5. 基本的処置と手術手技・・・山田和雄
  腰椎穿刺
    1. 適応
    2. 方法
  腰椎くも膜下腔ドレナージ
    1. 目的
    2. 方法
    3. バリエーション:LP shunt
  脳室ドレナージ
    1. 目的, 適応
    2. 方法
    3. 手技の実際
  脳室-腹腔シャント術
    1. 適応
    2. 方法
  開頭術
    1. 体位
      1) 背臥位
      2) 側臥位
      3) 腹臥位
      4) 座位
    2. 開頭術の基本操作
      1) 頭皮切開
      2) 穿頭・開頭
      3) 硬膜切開
      4) 硬膜閉鎖
    3. いろいろな開頭術
      1) 前頭-側頭開頭術
      2) 前頭開頭(両側前頭開頭)術
      3) 頭頂開頭術
      4) 側頭開頭術
      5) 後頭開頭術
      6) 後頭蓋窩正中開頭術
      7) 外側後頭蓋窩開頭術
  脳神経外科で用いる手術機器
    1. 手術用顕微鏡
    2. ナビゲーション手術装置
    3. 定位脳手術装置
    4. 内視鏡手術装置

6. 血管内治療・・・森岡基浩
  使用器材
    1. デジタル減算血管造影装置(DSA)
    2. カテーテル類
      1) ガイディングカテーテル
      2) マイクロカテーテル
      3) マイクロガイドワイヤー
      4) カテーテルとガイドワイヤーの組み立て
    3. 塞栓物質
      1) 粒子塞栓物質
      2) 離脱式コイル
      3) 液体塞栓物質
    4. ステント
  脳動脈瘤塞栓術
  バルーン・テスト・オクルージョン

7. 脳腫瘍
  脳腫瘍とは・・・倉津純一
  脳腫瘍の分類・・・倉津純一
  脳腫瘍の発生・・・倉津純一
    1. 原発性脳腫瘍の割合
    2. 脳腫瘍の好発部位
    3. 脳腫瘍の好発年齢
  脳腫瘍の分子生物学・・・竹島秀雄
    1. グリオーマにおける遺伝子異常の同定
    2. DNAメチル化
    3. 脳腫瘍の発生に関わるシグナル伝達系
    4. その他の重要な脳腫瘍関連遺伝子異常
  脳腫瘍の発生原因・・・倉津純一
  症候と症状・・・倉津純一
    1. 一般症候と症状
      1) 脳腫瘍による頭蓋内圧亢進の発生
      2) 痙攣発作
    2. 局所症状(巣症状)
      1) テント上腫瘍
      2) テント上中心部腫瘍
      3) テント下腫瘍
  診断・・・倉津純一
    1. 脳腫瘍の診断
    2. 補助診断
      1) 頭部単純X線撮影
      2) CT
      3) MRI
  治療・・・倉津純一
  グリオーマ(神経膠腫)・・・生塩之敬
    1. 星状膠細胞系腫瘍
      1) 高分化型星細胞腫
      2) 未分化型星細胞腫
    2. 乏突起膠細胞系腫瘍
      1) 乏突起膠腫
      2) 退形成性乏突起膠腫
    3. 上衣細胞系腫瘍
      1) 上衣腫
      2) 退形成性上衣腫
  脈絡叢腫瘍・・・生塩之敬
  神経細胞系腫瘍・・・生塩之敬
  松果体細胞系腫瘍・・・生塩之敬
  胎児性細胞由来の腫瘍・・・生塩之敬
    1. 髄芽腫
  髄膜腫・・・生塩之敬
    1. 病理
    2. 症状
      1) 円蓋部髄膜腫
      2) 傍矢状洞髄膜腫
      3) 大脳鎌髄膜腫
      4) 蝶形骨縁髄膜腫
      5) 鞍結節部髄膜腫
      6) テント髄膜腫
      7) 嗅窩部髄膜腫
      8) 小脳橋角部髄膜腫
      9) 脳室内髄膜腫
      10) 視神経鞘髄膜腫
      11) 海綿静脈洞髄膜腫
      12) その他
    3. 診断
    4. 治療
  下垂体腺腫・・・有田憲生
    1. 頻度
    2. 発生部位
    3. 病理
    4. 分類
      1) 内分泌学的症状による分類
      2) 腫瘍の大きさによる分類
      3) 病理組織学的分類
    5. 画像診断
      1) 頭部単純X線撮影
      2) CT
      3) MRI
      4) 脳血管撮影
    6. 症状
      1) 局所圧迫症状
      2) 内分泌学的症状
    7. 下垂体腺腫の各型の症状, 治療
      1) 非機能性下垂体腺腫
      2) 機能性下垂体腺腫
    8. 経蝶形骨洞手術(Hardy手術)
    9. 治療成績, 予後
  頭蓋咽頭腫・・・有田憲生
    1. 頻度
    2. 発生部位
    3. 病理組織像と臨床病型
    4. 症状
      1) 視力・視野障害
      2) 下垂体機能低下
      3) 視床下部障害
      4) 頭蓋内圧亢進症状
    5. 画像診断
    6. 鑑別診断
    7. 治療
  神経鞘腫・・・有田憲生
    1. 頻度
    2. 発生部位
    3. 病理
    4. 前庭神経鞘腫
      1) 症状
      2) 診断
      3) 鑑別診断
      4) 治療
  胚細胞腫・・・竹島秀雄
    1. 頻度, 好発年齢
    2. 発生部位, 性差
    3. 症状
    4. 病理組織型と腫瘍マーカー
    5. 画像診断
    6. 鑑別診断
    7. 治療
  血管芽腫・・・有田憲生
    1. 頻度
    2. 発生部位
    3. 病理組織像
    4. 症状
    5. 検査所見
    6. 画像診断
    7. 治療
  脊索腫・・・有田憲生
    1. 頻度
    2. 病理
    3. 症状
    4. 診断
    5. 治療
  脳原発性悪性リンパ腫・・・倉津純一
    1. 概念・定義
    2. 分類
    3. 病因
    4. 頻度
      1) 発生頻度
      2) 年齢・性差
      3) 発生部位
    5. 症状
    6. 画像診断
    7. 治療
  転移性脳腫瘍・・・倉津純一
    1. 概念・定義
    2. 種類と頻度
    3. 症状
    4. 診断
    5. 治療
  頭蓋骨腫瘍・・・倉津純一
    1. 概念・定義
    2. 症状
    3. 分類
      1) 骨腫
      2) 類上皮腫
      3) 転移性頭蓋骨腫瘍
      4) 好酸性肉芽腫
      5) 線維性骨形成異常
  神経皮膚症候群に伴う脳腫瘍・・・竹島秀雄
    1. 定義・概念
    2. 神経線維腫症
      1) 神経線維腫症1型(NF1)
      2) 神経線維腫症2型(NF2)
    3. 結節性硬化症
    4. von Hippel-Lindau病(小脳・網膜血管腫症)
    5. Sturge-Weber症候群

8. 脳血管障害
  分類・・・宇野昌明
    1. 出血性脳血管障害
    2. 虚血性脳血管障害
      1) 脳梗塞
  疫学・・・宇野昌明
    1. 死亡率
    2. 発生率
    3. 危険因子
      1) 年齢
      2) 性差
      3) 高血圧
      4) 糖尿病
      5) 心臓病
  診断・・・宇野昌明
    1. 発症のしかた
    2. 症状の種類と診断
    3. 画像診断
      1) CT
      2) MRI
      3) 脳血管撮影
      4) SPECT
      5) 超音波検査
  治療・・・宇野昌明
  脳動脈瘤・・・種子田護
    1. 嚢状動脈瘤
      1) 頻度
      2) 危険因子
      3) 年齢, 性差
      4) 病因・病理
      5) 破裂時の病態
      6) 遅発性病態
      7) 自然経過
      8) 症状
      9) 診断
      10) 治療
    2. その他の動脈瘤
      1) 巨大脳動脈瘤
      2) 解離性脳動脈瘤
      3) 細菌性脳動脈瘤
  未破裂脳動脈瘤・・・森岡基浩
    1. 分類, 頻度
    2. 破裂率
    3. 治療指針
  高血圧性脳出血・・・種子田護
    1. 疫学
    2. 病因, 病理, 病態
    3. 発生部位
    4. 症状
      1) 局所症状
      2) 圧迫症状
      3) 全身症状
    5. 診断
    6. 治療
  脳動静脈奇形(AVM)・・・種子田護
    1. 疫学
    2. 病因
    3. 病理
    4. 病態
    5. 症状
      1) 出血
      2) 痙攣
      3) 一過性神経症状あるいは進行性神経症状
      4) 雑音の聴取
    6. 診断
      1) CT
      2) MRI
      3) 脳血管撮影
    7. 治療
    8. 手術(摘出術)
  その他の血管奇形・・・山田和雄
    1. 海綿状血管腫
    2. 静脈性血管奇形
    3. Galen大(大脳)静脈瘤
  硬膜動静脈瘻・・・永廣信治
    1. 原因
    2. 頻度
    3. 好発部位と診断・治療
      1) 海綿静脈洞部硬膜動静脈瘻
      2) 横洞-S状静脈洞部硬膜動静脈瘻
      3) 頚動脈海綿静脈洞瘻
  虚血性(閉塞性)脳血管障害・・・森岡基浩
    1. 虚血性脳血管障害の病態
      1) 脳循環の特殊性
      2) 脳血流障害と神経細胞障害
      3) ペナンブラ
      4) 再開通
      5) 虚血の程度と時間
    2. 脳梗塞の診断と治療
      1) 心原性脳塞栓
      2) アテローム血栓性脳梗塞
      3) ラクナ梗塞
      4) その他の脳梗塞
  もやもや病(Willis動脈輪閉塞症)・・・宇野昌明
    1. 疾患の特徴
      1) 人種差
      2) 発症時期
      3) 性差
      4) 発生率と家族歴
    2. 症状
    3. 診断
    4. 画像検査
      1) CT
      2) MRI
      3) MRA
      4) 脳血管撮影
      5) 脳波
      6) 脳血流検査
    5. もやもや病に対する内科的治療
    6. もやもや病に対する手術
      1) 直接的血行再建術
      2) 間接的血行再建術
      3) 術後合併症
  静脈洞血栓症・・・森岡基浩
    1. 原因
    2. 症状
    3. 画像診断
      1) CT
      2) MRI
    4. 治療

9. 頭部外傷・・・甲村英二
  頭部外傷とは
  頭部外傷の疫学と病態生理
  頭部外傷患者の初期治療
    1. 軽症患者の初期治療
    2. 重症患者の初期治療
    3. 頭部外傷患者の画像診断
  頭蓋骨骨折
    1. 頭蓋骨線状骨折
    2. 頭蓋骨陥没骨折
      1) 閉鎖性陥没骨折
      2) 開放性陥没骨折
  外傷性頭蓋内出血
    1. 急性硬膜外血腫
    2. 急性硬膜下血腫
    3. 外傷性脳内血腫
    4. 外傷性くも膜下出血
  脳挫傷
  びまん性脳損傷
    1. びまん性軸索損傷
    2. びまん性脳腫脹
    3. 脳震盪
  重症患者の集中管理
    1. 頭蓋内圧(ICP)の測定と管理
    2. 頭位挙上
    3. 過換気療法
    4. 浸透圧利尿薬(マニトール, グリセオール®)
    5. バルビツレート療法
    6. 低体温療法(脳低温療法)
  合併病態, 特殊病態
    1. 髄液漏と気脳症
    2. 頭部外傷後のてんかん
    3. 外傷性血管障害
      1) 頚部血管の損傷
      2) 外傷性頚動脈海綿静脈洞瘻
      3) 外傷性脳動脈瘤
    4. 慢性硬膜下血腫
  小児の頭部外傷
    1. 小児重症頭部外傷
    2. 新生児硬膜下血腫
    3. 新生児の頭血腫
    4. 乳幼児急性硬膜下血腫
    5. 進行性(拡大性)頭蓋骨骨折
    6. 外傷後にできた頭部のこぶ
    7. 小児急性硬膜外血腫
    8. 被虐待児症候群
  高齢者の重症頭部外傷

10. 先天異常・・・吉峰俊樹
  分類
  診断
  治療
  神経管閉鎖過程の障害
    1. 二分脊椎
      1) 嚢胞性二分脊椎
      2) 潜在性二分脊椎
      3) 腰仙部脂肪腫
      4) 先天性皮膚洞
      5) 終糸肥厚症
      6) 割髄症
    2. 二分頭蓋(頭蓋裂, 脳瘤)
  脳胞形成過程の障害
    1. 全前脳胞症
    2. 脳梁欠損症
  細胞移動過程の障害
    1. 裂脳症(真性孔脳症)
    2. 滑脳症
    3. 厚脳症
    4. 多小脳回症
    5. 異所性灰白質(異所性細胞症)
  後頭蓋窩の脳形成異常
    1. Dandy-Walker症候群
    2. Chiari奇形(Arnold-Chiari奇形)
  頭蓋骨縫合の早期癒合
    1. 頭蓋縫合早期癒合症, 狭頭症
      1) 非症候群性頭蓋縫合早期癒合症
      2) 症候群性頭蓋縫合早期癒合症
    2. 治療
  頭蓋頚椎移行部の奇形
    1. 扁平頭蓋底
    2. 頭蓋底陥入症
    3. 環椎後頭骨癒合
    4. 環軸変位(環椎軸椎脱臼)
    5. Klippel-Feil症候群
  くも膜の形成異常
    1. くも膜嚢胞

11. 水頭症・・・倉津純一
  水頭症とは
    1. 概念
    2. 病態
      1) 脳脊髄液循環とその障害
      2) 水頭症による病理学的変化
  小児期の水頭症
    1. 病因
    2. 症状・徴候
      1) 乳幼児期
      2) 乳幼児期以降
    3. 補助診断
      1) 頭部単純X線撮影
      2) 超音波検査
      3) CT
      4) MRI
      5) 脳槽撮影
    4. 治療
      1) 脳脊髄液を頭蓋外の体腔へ誘導する方法
      2) 脳脊髄液を頭蓋内で短絡させる方法
    5. 予後
  成人にみられる水頭症
    1. 正常圧水頭症
      1) 概念
      2) 病因
      3) 病態
      4) 症状
      5) 補助診断法
      6) 鑑別診断
      7) 治療
    2. 中脳水道狭窄(閉塞)による水頭症
      1) 概念
      2) 原因
      3) 症状・徴候
      4) 補助診断法
      5) 治療
  硬膜下液貯留
    1. 概念
    2. 病因
    3. 症状・徴候
    4. 補助診断
    5. 治療

12. 中枢神経系の炎症性疾患・・・有田憲生
  分類
  髄膜炎
    1. 化膿性髄膜炎
      1) 病因
      2) 症状
      3) 検査所見
      4) 治療
    2. ウイルス性髄膜炎
    3. 結核性髄膜炎
  ヘルペス脳炎
  脳膿瘍
    1. 病態と組織像
      1) 初期脳炎期
      2) 後期脳炎期
      3) 初期被膜形成期
      4) 後期被膜形成期
    2. 原因
      1) 開放性頭部外傷
      2) 頭蓋外隣接組織からの直接波及
      3) 血行性
      4) 原因不明
    3. 発生部位
    4. 年齢
    5. 起炎菌
    6. 症状
      1) 炎症症状
      2) 頭蓋内圧亢進症状
      3) 局所神経症状
    7. 診断
    8. 治療
    9. 予後
  硬膜下膿瘍
    1. 発生部位
    2. 症状
    3. 画像診断
    4. 治療
  硬膜外膿瘍
    1. 症状
    2. 画像診断
    3. 治療
  頭蓋骨骨髄炎
  脳結核腫
  真菌感染症
    1. クリプトコッカス髄膜炎, 脳クリプトコッカス症
    2. カンジダ症
    3. アスペルギルス症
  脳寄生虫感染症
    1. 脳肺吸虫症
    2. 脳日本住血吸虫症
    3. 有鉤嚢虫症
    4. 包虫症
    5. トキソプラズマ症
  肥厚性硬膜炎

13. 機能的脳神経外科・・・吉峰俊樹
  概念
  不随意運動症
    1. Parkinson病
      1) Parkinson病
      2) 原因
      3) 治療
    2. 本態性振戦
    3. ジストニア
    4. 痙性斜頚(頚部ジストニア)
    5. その他の中枢性不随意運動症
    6. 顔面痙攣(片側顔面痙攣)
    7. 痙縮, 痙性麻痺
  難治性疼痛(頑痛・頑痛症)
    1. 難治性疼痛とは
    2. 難治性疼痛の種類
    3. 三叉神経痛
    4. 神経障害性疼痛
    5. その他の難治性疼痛
      1) 癌性疼痛
      2) カウザルギー(灼熱痛)
  てんかん
    1. てんかんとは
    2. てんかんの薬物治療, 手術適応
    3. てんかんの検査
      1) てんかんの一般的検査
      2) 手術適応検討のための検査
      3) てんかんの手術のための検査
      4) 神経心理検査
    4. てんかんの手術法
      1) 切除手術
      2) 遮断手術
    5. 手術対象となるてんかんの代表例
      1) 内側側頭葉てんかん
      2) 限局性皮質形成異常症
      3) 腫瘍などに伴うてんかん
      4) その他

14. 脊髄・脊椎疾患・・・山田和雄
  脊椎・脊髄の解剖
  椎間板障害
    1. 頚椎椎間板障害
      1) 概念
      2) 病態
      3) 症状
      4) 診断
      5) 治療
    2. 胸椎椎間板障害
    3. 腰椎椎間板障害
      1) 腰椎椎間板ヘルニア
      2) 腰部脊柱管狭窄症
      3) 腰椎すべり症
  靱帯石灰化症, 靱帯骨化症
    1. 頚椎後縦靱帯骨化症
    2. 胸椎後縦靱帯骨化症
    3. 黄色靱帯骨化症, 石灰化症
  脊髄腫瘍
    1. 硬膜内髄内腫瘍
      1) 上衣腫
      2) 星細胞腫
      3) その他の髄内腫瘍
    2. 硬膜内髄外腫瘍
      1) 神経鞘腫
      2) 髄膜腫
      3) 腫瘍の髄腔内播種
    3. 硬膜外腫瘍
  脊髄血管障害
    1. 脊髄の血管解剖
    2. 脊髄動静脈奇形
    3. 硬膜動静脈瘻
    4. 脊髄前動静脈瘻
    5. 脊髄内動静脈奇形
    6. その他の脊髄血管障害
  脊椎・脊髄損傷
    1. 発症原因による脊椎骨折, 脱臼の分類
      1) 過屈曲による損傷
      2) 過伸展による損傷
      3) 垂直圧迫による損傷
    2. 脊髄損傷の症状と診断
      1) 頚椎・頚髄損傷
      2) 胸腰椎・胸腰髄損傷
    3. 画像診断
      1) 単純X線撮影
      2) CT
      3) MRI
    4. 治療
      1) 全身管理
      2) 脊椎・脊髄損傷に対するプライマリ・ケア
  脊髄空洞症
    1. 原因
    2. 症状
    3. 診断
    4. 治療

15. 末梢神経の外科・・・山田和雄
  末梢神経の解剖
  末梢神経損傷の病態生理
  損傷の原因
  症状と診断
  末梢神経外傷の治療
    1. 手術適応
    2. 保存療法
  末梢神経の手術法
    1. 神経剥離術
    2. 神経縫合術
    3. 神経移植術
    4. 神経移行術
  機能回復
  絞扼性神経障害
    1. 概念
    2. 手根管症候群
    3. 肘部管症候群
    4. 尺骨神経管症候群
  末梢神経腫瘍

16. 脳神経外科疾患とリハビリテーション・・・竹島秀雄
  神経機能の再生(脳の可塑性)
  回路の再構築, 機能回復と画像所見
    1. 機能的MRI(fMRI)
    2. PET
  病型別リハビリテーション
    1. 脳血管障害のリハビリテーション
      1) 急性期リハビリテーション
      2) 回復期リハビリテーション
      3) 維持期リハビリテーション
    2. 頭部外傷のリハビリテーション
      1) 急性期リハビリテーション
      2) 回復期リハビリテーション
    3. 脳性麻痺の成因・病態・症候とリハビリテーション
  高次脳機能障害のリハビリテーション
    1. 認知障害に対するリハビリテーション
    2. 言語障害に対するリハビリテーション
  嚥下障害に対するリハビリテーション
  今後の展望

17. 神経系の発生・・・吉峰俊樹
  着床から3層性胚盤の形成まで
  脊索の形成
  神経管・神経堤の形成
  脳胞の形成
  脳胞形成期の胚子
  脳室の形成と脳の発達
  脊髄の成長

18. 脳神経外科の歴史・・・山田和雄
  有史前からルネッサンスまで
  ルネッサンスから産業革命まで
  産業革命から第二次世界大戦まで
  わが国の脳神経外科発達の歴史

演習問題
医師国家試験出題基準(平成30年版)の参照表

和文索引
欧文索引

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