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臨床実践のためのスピリチュアルセラピー

A5 / 220頁 / 2007年
【著者】 Len Sperry
【訳者】 平林栄一(東京医科大学精神医学講座講師・西八王子病院副院長) / 飯森眞喜雄(東京医科大学精神医学講座教授)

商品コード: ISBN978-4-89590-280-9

本体価格:3,000 円

定価: 3,300 (税込)

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商品情報

内容紹介

欧米では多くの患者が、心理的側面だけでなくスピリチュアルな側面からの助けを求めている。精神科医Len Sperry博士は、スピリチュアリティを人間存在の核として置き、生物学、心理学、社会学、道徳の4つから人間を捉えることが、今後の精神科医療、心理療法に不可欠であると提唱した。
日本では、緩和医療の分野は身体的ケア、精神的ケアに加えてスピリチュアルケアの概念が普及しつつあるが、日常の診療やカウンセリングでスピリチュアルな領域にまで踏み込むことはまだ稀である。しかし個人の抱える問題の多様化・複雑化が進むなか、今後スピリチュアルな側面からの治療が必要になることが予想される。
本書はまず理性とキリスト教に立脚した西洋文明の表現を通してスピリチュアリティを学び、それに照らし合わせながら我々の日常生活、臨床現場を振り返るという目的で翻訳された。
スピリチュアルな世界についての理論的視点と臨床指針をまとめ、治療過程においてスピリチュアリティを効果的に導入していく方法が紹介されている。キリスト教の影響を大きく受けているが、スピリチュアリティを考えるにあたり、宗教の枠を超えて普遍的なことが述べられている。読者自身が思考することを求められるが、読めば読むほど思索が深まる本である。
臨床心理士をはじめ、スピリチュアリティを臨床で活かしたい人に手にとってもらいたい一冊。

目次

第I部 臨床実践における新たな次元

第1章 サイコセラピーとカウンセリングにおけるスピリチュアルな次元
スピリチュアリティと宗教:共通点と相違点/スピリチュアリティと臨床実践の変わりゆく状況/精神衛生に関する専門家のスピリチュアルな介入の利用/スピリチュアリティ調和サイコセラピーとカウンセリング/4つの指向性の比較/スピリチュアリティ調和サイコセラピー・カウンセリング/結び


第II部 スピリチュアルな次元に関する観点

第2章 スピリチュアルな発達に関する各次元の観点
人間経験の次元/スピリチュアルな次元、健康および幸福に関する研究/サイコセラピーにおいて「軽視される」道徳的次元/道徳的およびスピリチュアルな次元の関係/スピリチュアルな発達に関する観点/性格の観点/倫理的観点/トランスパーソナルの観点/自己超越の観点/対象関係の観点/転換論の観点/結び

第3章 スピリチュアルな次元の発達モデル
段階モデルと人間の発達/スピリチュアルな次元に関連する過去および現在のモデル/スピリチュアルな次元を扱う段階モデル/霊的(スピリチュアル)な旅の段階/結び

第4章 サイコセラピーにおけるスピリチュアルな力動、危機および緊急事態
DSM-IV/スピリチュアルな危機/スピリチュアルな緊急事態/鑑別診断/スピリチュアルな力動および人格様式


第III部 スピリチュアルな次元を取り入れる方法

第5章 治療関与およびアセスメントの方法
治療関与の方法および問題/アセスメントの方法と問題/完全なスピリチュアル・アセスメントの実施/結び

第6章 個人およびカップル(人間の相互間)に対するスピリチュアルな指向介入
適応および禁忌/認知行動的アプローチ/精神分析学的アプローチ/体験的フォーカシング法/関係力動的アプローチ/スピリチュアルな次元のアセスメント方法/介入法/結び

第7章 スピリチュアルな修練を取り入れる
本質的なスピリチュアルな実践/一般的なスピリチュアルな実践、技術および訓練/結び


第IV部 スピリチュアルな次元と臨床家

第8章 スピリチュアルな次元の私生活および職業生活への取り入れ
P. Scott Richards博士/Edward Shfranske博士/James Ogilvie博士/Paul Giblin博士/Everett Worthington博士/Lisa Miller博士/結び

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