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  • 手作り自助具の工作技術

手作り自助具の工作技術

●A5 / 288頁 / 2004年
【著者】 松元義彦(鹿児島赤十字病院)

商品コード: ISBN4-89590-213-7

本体価格:3,000 円

定価: 3,240 (税込)

商品情報

内容紹介

自助具を使うことで一つの動作が円滑になり、障害を抱える人たちの生活に予想以上の恩恵をもたらしたり、次のステップへのきっかけとなることもある。自助具の使用がADLの改善につながることは稀なことではない。一方で、自助具について考え、作りあるいは用意し、活かすのには、自由な発想も含めたOTの幅広い総合的な能力が要求される。身体的評価や動作の分析、そして環境を勘案することはもちろん、心理的な受け入れがユーザーに可能かどうかということも視野に入れ創意工夫をしていかなくてはならない。また、導入後のフォローも重要である。本書は、各章とも写真・図をふんだんに使い、プラスチックやゴム、木材、金属などの素材やそれらを加工するのに必要な道具の特性について詳説し、ユーザーのニーズを形にし生活に活かしていくのに必要な基本的な考え方やポイントについて解説した。最終章では、いくつかの自助具を作るプロセスを示すことで、道具や素材の解説が実際にどう活かされているのかがわかるよう構成した。基本を知るためにも、実際の製作においても、手元に置いておきたい便利な一冊。

目次

I よく使う材料
1.プラスチック(合成樹脂)
 板材(シート、フィルム)・管材(パイプ)
 1) メタクリル(アクリル)
 2) 塩化ビニル
 3) PP(ポリプロピレン)シート
 4) 各種スプリント材(熱可塑性樹脂タイプ)
 5) 自由樹脂®
 発泡材
 1) 発泡ウレタン(いわゆるスポンジ)
 2) 発泡ポリエチレン
 3) 発泡スチロール
 4) 発泡ポリスチレン
2.ゴム
 1) 液体ゴム
 2) 熱収縮チューブ
3.木材
 木材の組織構造
 針葉樹と広葉樹
 強度と比重
 木材の選び方
 木材の分類
 1) 製材品・荒材
 2) 加工材
 3) 合板
 4) 集成材
4.金属
 金属特性と種類
 1) 鉄
 2) 非鉄金属
 金属板
 棒・パイプ材
 1) アルミニウムパイプ
 2) ABS被覆鋼管(イレクターパイプ®)
 3) ベンリーカン、フレキパイプ
 4) カメラ三脚
 針金・線材
5.固定(接合)材料
 1) 釘
 2) ネジ
 3) ボルト・ナット
 4) ワッシャー
 5) リベット
 6) ブラインドリベット
 7) ハトメ(鳩目)
 8) カシメ
 9) 補強金具
 10) 丁番(チョウバン)
 11) 止め金物
6.接着・充てん材料
 接着剤
 1) 硬化のタイプ
 2) 接着力を高めるには
 3) 接着剤の使用方法
 4) 接着剤のはがし方
 5) 代表的接着剤
 6) その他の接着剤
 ハンダ
 充てん材
 1) シーリング材
 2) パテ類
7.塗料
 1) 塗料の組成と成分
 2) 塗料の硬化
 3) 塗料の種類と特性
 4) 塗装用具の種類と取り扱い
 5) 下地調整
 6) 塗装
 7) 残った塗料、うすめ液の保存
 8) 塗料の捨て方
8.その他の材料
 皮革・繊維・布材
 1) 皮革
 2) 面ファスナー
 3) 布材
 4) カーボンファイバー(炭素繊維cardon fiber)
 滑り止め材料
 1) 各種グリップ、グリップテープ(レザー)
 2) 各種滑り止めシート

II よく使う道具・工具
1.切る道具・工具
 挟んで切断する道具・工具
 1) ハサミ
 2) ペンチ・ラジオペンチ
 3) ニッパー
 4) 食い切り
 刃を押し付けて、挽いて切断する道具・工具
 1) ノコギリ(鋸)
 2) ジグソー
 3) 糸ノコ盤
 4) バンドソー
 5) 電動スポンジカッター
 6) ウレタン専用カッター
2.穴をあける道具・工具
 1) キリ(錐)
 2) 電気ドリル
 3) 卓上ボール盤
 4) パンチ・ポンチ(ハトメ抜き)
3.削る道具・工具
 1) サンドペーパー
 2) ヤスリ
 3) 電動サンダー
 4) 電動グラインダー
 5) 卓上式カービングマシーン
4.打つ道具・工具
 1) ツチ(槌)、ハンマー
 2) ポンチ
 3) ハンドリベッター
5.締める道具・工具
 1) ドライバー
 2) 充電式ドライバードリル
 3) レンチ・スパナ
6.つかむ道具・工具
 1) プライヤー
 2) ヤットコ
7.固定する道具・工具
 1) バイス(万力)
 2) クランプ
 3) 金床・当て金
8.測る道具・工具
 1) サシガネ
 2) スコヤ・留(止)定規
 3) コンベックス
 4) ノギス
 5) 水平器
 6) 下げ振り
9.その他の道具・工具
 1) 熱加工器具
 2) ミシン

III 自助具製作のプロセス
 ニーズの把握
 対象者の評価と問題点の分析
 1) 必要な情報の収集
 2) 一般的評価
 3) 環境評価
 4) 心理的評価
 他の解決方法の検討
 1) 身体機能(能力)の改善
 2) 動作手順や方法の変更
 3) 福祉用具(補装具)の利用
 4) 操作対象の変更や環境調整
 5) 人的援助
 6) 福祉用具(使用する道具・用具)による解決
 自助具を適応する際に考慮すべき因子
 1) 疾患、年齢による特性
 2) 自助具の使用について
 3) 必要最小限度の原理
 使用する自助具の種類
 1) 市販品の利用
 2) 市販品の改良・加工
 3) 使用者に合わせて自助具を考察・製作
 自助具の設計
 1) 目的の再確認、問題点の分析・明確化
 2) 自助具を具体化する
 自助具の製作と試行・改良
 自助具の適合評価・効果判定
 フォローアップ
 1) 渡すとき
 2) フォロー

IV 実際に作ってみよう
1.リーチャー
2.ふきふきリーチャー
3.長柄ブラシ
4.目薬エイド
5.補高マット
6.補高便座
 コラム
 ●板は曲げると強くなる
 ●握り柄の形状と先具
 ●治具(じぐ)を利用しよう
 ●テコの原理からみた道具・工具
 ●まっすぐ切るためには?
 ●電動工具は、どれから揃えたら…?
 ●取り出し管理しやすい収納
 ●自助具材料は、どのようにして見つけましょう?
 ●スペアパーツを常備しよう
 ●取り扱い説明書をよく読もう
 ●作業しやすい高さは?
 ●保護具と安全管理
 ●熱い(冷たい)のはなぜ?

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